
クローゼットに眠っていた「ずっと着ていない服」を、バッサバッサと捨てました。
40以上あった衣服を10着に減らしたのですが、思い切って減らしてみるとやっぱりスッキリします。
着用時の思い出が染みこんだ服を捨てるのは心苦しいですが、少数精鋭の好きな服と生きるために別れを告げてみました。
いらない服を捨てること

もう着ていない服、いらない服と言っても、1着ごとに思い出が詰まっています。
・修学旅行で着たTシャツ
・初めて買った古着シャツ
・「おしゃれ」と言われたスウェット
・着るたびにテンションが上がったニット
服はただ身体を守るアイテムではなく、過去の思い出とともに身体を包み込んでくれるものです。
だからこそ、ずっと着ていないなら捨てないと…!と突然感じました。
「この服を着ていたあの頃は楽しかったなぁ」と、いつまでも過去にタイムスリップしてはいけない。
いま新しく前に進みたいと動いているなら、過去の思い出が染み込んだ服は捨てるべきかも、と思いました。
服を捨てることは、これまでの自分に別れを告げること。
いらなくなった服を捨てることは、新しい自分と歩き出すきっかけになります。
いらない服を捨てて得られるメリットもある
まずクローゼットから服を取り出して、いらない服を捨ててみましょう。
意外なことに喪失感はまったくなくて、むしろ爽快感だけが残ります。しかし爽快感だけが、服の断捨離で得られるメリットではありません。
具体的に以下3つのメリットがあります。
・1着に対する愛着が強くなる
・着ない服がなくなり精神的にラク
・コーディネートに悩まなくなる
1着に対する愛着が大きくなる

本当に着たいと思う服だけを残すと、1着への愛着が大きくなりました。
1着ごとへの愛着が増した理由は、1つの服に袖を通すことが増えたから。
40着以上持っていたときは、「あれも着たいこれも着たい…。結局どれを着たいのかわからない!」と悲しい状態でした。
10着まで服を減らすと毎日のコーディネートをお気に入りだけで組めて、結果的に1着に対する「好き」が増えました。
着ない服がなくなって精神的にラク

着ない服がなくなっただけで、精神的にとてもラクになりました。
これは、タンスやクローゼットで眠る服に意識が向かないからだと思います。
つまり「着ていない服が多くてもったいない後ろめたさ」をなくせました。
服は着るためのアイテムで飾るものでもタンスで眠るものでもない、と個人的に考えています。袖や足を通してあげないと、服の存在を否定することになります。
いらない服を捨てる=いつも着る服だけ残る。結果的に、着ていない服の処分に悩むことはなくなり精神衛生的にラクになりました。
コーディネートに悩まなくなる

いらない服を捨てると、コーディネートに悩むことがなくなりました。
コーディネートに悩まなくなったのは、服の数が減ったことでコーデパターンを減らせたから。
この発見はおまけ的ですが、忙しい朝に服選びで困らないのは気持ちいい。
以前は、タンスに多種多色の服が並んでいました。
朝バタバタしながらコーディネートに悩み、けっきょく外出時もコーデが気になって楽しめない。
コーディネート悩みからの気分の落ち込みはなくなり、服に関して悩むことがめっきり減りました。
まとめ:少数精鋭の好きな服と暮らす
いらない服を捨てると、思いがけない恩恵を受けることができました。
物の数は多ければ多いほどいいことはなくて、ライフスタイルに合った分量があると思います。
「服は着るためにある」と考えるぼくの暮らしでは、少数精鋭の好きな服と暮らすことを目指すのがいいのです。